少しの未来

目の前にあるのは少しの未来。すれ違う人は楽しそうな日。僕は僕で君は君だ。
お金も無いと余裕もないな。
時間はある。やるべきこともくそ程あるが。
TAHITI80を久しぶりに聴けば、なんとドリーミーな世界だろうか。
寒くもないのでジャンパーのファーを外した。
何もわからないはずが、みんなは当然のように歩いていくなあ。僕の世界は今も懐かしい日々に浮かぶ夕暮れのようです。
曇ってきて寒くなって煙草に火をつける。マッチ売りの少女のよう。もっとずるがしこくてもいいはずだと思った。
全てが出揃えばまた理由をつけるのは簡単だろうな。相変わらず僕は何もしないままだな。
思い出は全てを教えてはくれないのに。
新しい煙草を買えないまま、気づけばまた僕は美しいものに見とれる。情けなくて涙が出そうだ。
懐かしい唄はまるで全てを終わらせようとするみたいに響く。CLosingTimeが迫っているのか?
とりあえず今は旅立つ君に永遠の祝福を、と唄う。失うことは恐ろしいことだ。生きていくこととは、拾い集めていくことのはず。うーん。
今はまだ同じ僕で続けていけたら。
KeepItSimple!寂しさの階段を一つ登ろう。