2007-01-01から1年間の記事一覧

職業詩人

職業を持てば色んなことが変わるだろうな. 呆けた時間が無くなって,疲れたら余裕も無くなるだろうし, 楽しいって思う事も,素敵だって思う物も,違ってくるんだろう. 何かをするにしても,楽な道を選ぶようになるかもしれないし, 何かを求めるにしても…

魔法

エリンギを裂くような形で,自分の周囲から何かが剥がれていく.ちっぽけな出来事が何故か胸に染みる.毎日何があるわけじゃないのに,毎日違う.宙ぶらりんのまんまが続いていて,どうにかしようとする前に何もしないで寝てしまう. さびしく風を受けるだけ…

鈍行

心に煌く言葉と,心を曇らす言葉がある.それは人によっても違うだろうが,あまりに違えばその人とは馬が合わないということになる.お互いに悪意なんて無くたって,どうしても何かが食い違ってしまう人とは付き合いづらい.付き合いづらいが嫌いではない.…

足踏み

トムウェイツの’土曜日の夜’は冬の街によく合う.五時を過ぎるとすっかり暮れてしまう.そんな急ぎ足で訪れた夜の街中に,彼の唄声はピアノとベースを連れて,じわりと響く.そういえば,ほんとの夜の街を僕は知らない.でもわかったような気分になる.こん…

甘ちゅあ

責任=自分のしたことの結果について責めを負うこと. 責任感=責任を果たそうとする気持ち. TVで責任感チェックってのがやってまして,何となくやってみると,えらく低得点でした.みんなそんなもんでしょって思って見てたけど,全然そんなことなく,どう…

道楽

何となく,今までに溜まって来た作品群を,整理してまとめるって作業がしたいなあ,とか考える今日です.昔の音源などを聞き漁っていますと,5年前以前の整理してまとめていたやつがありまして,久しぶりに聞いてそれに刺激を受けてのことです. 中には,自…

航海

何かを始めるって時に,そのものの最後までを通じ責任を持つ覚悟,もしくは影響を与える人への配慮,などは必要であろうか.必ずしも必要でないように感じる.物事を作り上げるとき,初期衝動的な動機づけが担う役割は大きい.遠く先を見据えようとしても無…

亀の這い蹲るようにして,社会はその腹を隠して進む.まるで当たり前のことは当然であって,疑う余地など少しも在りはしないかのように.けれど歴史を振り返れば,そういった当たり前のように見えたものがひっくり返った瞬間てのは,いくつもあるわけです.…

跳躍

当然だけど昔の自分と今の自分では違っているところがある.書き残していた歌を見ていると,結構顕著にその違いが見える.昔の歌はまず,詞ひとつあたりの量が今と比べ多い.今の量はルーズリーフ言えば,詰めて書いた場合,一枚の半分かそれよりも短いけれ…

鳩豆

今日は色んなものを吸収した日. まず,ロッキーファイナル見ました.何ちゅうか,凄くメッセージが熱い.ある程度歳を越えた男の,妻に先立たれてってやつはやはり淋しいです. そいで,’自虐の詩’読み切りました.なんて面白い漫画だろう.いい話だろう.…

決心

秋の夜を飛び交う虫のような.光を消して漂うシャボン玉のような. 昨日は友達8人と公園でピクニックをした.ノリで弁当作ってみたりして,初めてだったけど,マカロニサラダとほうれん草のおひたしとは,大体自分でがんばって作ってみました.わりあい喜ん…

歴史

ふと気づけば流されてしまっている自分がいる.捉えようのない何か,自分の中にいる何者かが色んなものに姿を変えて現れる.こいつがいる限り,頭で考えたあれやこれやは,そのために割いた時間や労力を含め,ごみくず同然の河原で放置されたテープレコーダ…

必要

もしも必要とされていないのなら,全ての努力や優しさは泡となって溶け出してしまう.まあそういってしまえば反論の余地はのない位に当然のことなんだけど,人の気持ちなんで,余白の部分,灰色の部分も当然にあって,潮の満ち引きのように移り変わっていく…

瞬間

人ってやつは追い込まれて,瀬戸際に立たされたとき,初めてその本質が現れるんだろう.日頃のんきに思い描いてたことなんて,なんのその.そんな瞬間でも大切なことは見失わんようにしたいな. 意識過剰気味の日々を少し反省しております. 昨日は急に暇に…

憧れ

結果を残している人はかっこいい.さらにその中にその人独自の魅力があれば,なおのことかっこいい.成功者の中にも色んなタイプの人がいて,自分が共感できるな,て思わせられるような人がいる.きっとその人の魅力がとっても素晴らしいもので,いやが応に…

社会

この社会っていうのは悩みたいやつや,悲しみたいやつは永遠にそうやっていられるようにできている.歌の文句を考え始めればきりがないし,自分の人よりも劣っているところを探し出せば時間はあっという間に過ぎて,存分に悩めることであろう. 今日はすっか…

始まり

24歳の誕生日を目前に控えた木曜日.やっと秋っぽくなってきた.いよいよ明日だ. 同級のほとんどはもう働き始めているが,まだまだ親の脛をかじり続けてることを恥らうよりは,むしろ余分に得た自由な時間をいかに有意義に使おうか,を考えることにしている…