鈍行

心に煌く言葉と,心を曇らす言葉がある.それは人によっても違うだろうが,あまりに違えばその人とは馬が合わないということになる.お互いに悪意なんて無くたって,どうしても何かが食い違ってしまう人とは付き合いづらい.付き合いづらいが嫌いではない.少し距離を置いたところで見守っていたいと思う.
基本的に他人に対する興味はあっても,興味と言うものはいい加減なもので,ある瞬間,何か大切な物事が揺らぎそうになったりしたら,あっさり冷めてしまう.付かず離れずの距離は無難かもしれない.だとしても,本当は興味だけじゃないものを探しているんだ.
最近は落語に興味があって,一度音源を手に入れてじっくり聴いてみたいと思う.果たしてこの衝撃はただの通過列車であろうか.
思えば,ミスチルスピッツなどは今もまだ聞き続けていてなお,飽きない.正確に言えば,飽きているんだけどまた違う聞き方で楽しめてしまう.ミスチルは’名もなき詩’,スピッツは’君が思い出になる前に’などを飽きもせず,聞いている.何て上手なメッセージの乗せ方だろうって感心する.
せっかくの人生なんで上手いこと生きていたいもんだ.いつも楽しくいられるように,一生懸命でいることだ.小さなことにこだわってしまう自分に反省して,怒りや苛立ち,空虚さや寂しさ,今はさっぱり忘れてしまおう.
そして自分らしい色が周りの風景の色と上手く調和できていればいい.是非ともそんな道を選びたいと願う.